そばのブログ

限界医学生のブログ。

大学受験時のやったこと科目別勉強内容

こんにちは,そばです。

askにて,「ブログに各科目の受験対策記事あげてほしいです」という要望を頂きましたので,自分が浪人時に実際に勉強していた内容を覚えている限りまとめたいと思います。

あまり鵜呑みにはせずに,参考程度に留めていただけると嬉しいです。
念の為申し上げておきますと,私は第一志望校には落ちています。
つまり第一志望合格出来るか否かで考えた場合,私の受験は失敗に終わっているということを頭の片隅に置きつつ読んでください。

因みに現役時通っていた塾は鉄緑会,浪人時通っていた予備校は駿台です。

 

 

一日のおおよその流れ

時間についてもしかしたら間違えているかもしれません,ご了承ください。

8:15 登校。日によって時間はバラバラ。毎日ある計算テストや英単語・英熟語のテストを貰う。早く登校していた場合,朝解いてしまう。
8:40~12:40 授業。
12:40~12:50 昼食。お弁当を持参していた。
12:50~13:30 朝のテストが終わっていなければここで解き,受付?で答えを貰う。自習室で勉強。秋頃からこの時間は倫理の勉強とラップで覚える古文の曲を聴くように。火曜日は生物の先生のところへ教材のコピーを頂いたり記述のを見ていただいたりしに行った。
13:30~15:20 授業。午後に関しては授業のあるコマがバラバラだったが,授業があれば出席し,授業が無ければ自習室で勉強していた。
15:20~21:00 自習室で勉強。とは言っても前期は18時くらいで帰宅していた。後期は最後まで残り,18:30くらいに持参したおにぎりをフロホでまとめノートを見ながら食べていた。

帰宅中の電車の中は,Twitterしたり単語帳を見たり。割と自由だった。
帰宅後は夕食をとって勉強。就寝時刻は日によってバラバラ。
小学生の頃からの夜型人間故最初は2:30や3:30頃に寝ていたが,最終的に12時過ぎには寝るようになった記憶。

 

英語

使用していた教材

駿台のテキストは予復習をする感じで。
他に,
長文読解:長文問題精講(黄色表紙),入試英語問題集(鉄緑会)
英単語:鉄壁,ターゲット1900
英文法:アップグレード,文法テキスト(鉄緑会),文法プリント(鉄緑会),確認シリーズ(鉄緑会)
リスニング:6 Minute English(BBC),入試英語問題集(鉄緑会)
を。

因みに:入試英語問題集というのは色んな大学の過去問を集めて東大の英語の問題1年分らしくまとめたものが沢山載っている問題集。非売品なので言いづらいが,正直かなりお勧め出来る。解説も面白い。
鉄緑会の文法テキストは文法の問題がひたすらに載っている問題集。ネクステ等一般に売られているものをやれば十分。少し難易度は高め。
文法プリント鉄緑会に通っていた時に先生にいただいたもの。市販の問題集をやれば十分だと思う。
確認シリーズは重要例文が冒頭に載っており,その後は英文法書のようになっている。なかなか細かいものまで載っていたり解説が分かり易かったりと使いやすいが,基本的に市販の英文法書で十分。それに普通の大学入試でそこまでマニアックな問題は出ない。

やったこと

毎日長文読解を必ず大問1つは解いた。
分からなかった文や言葉の用法,綺麗に訳せなかったところはまとめノートに書いてお昼ご飯を食べながら訳したり,試験前に見て英文を読むのに目をならしたりしていた。

英単語鉄壁を毎週1~2章やる感じで。ターゲットに関してはあまり覚えていない。1冊で十分だと思う。私は暗記が至極苦手なので,ひたすら読んで,英文を読んで分からなかった単語を調べてその文を書き込んだりしていた。

英文法は正直ネクステなりアップグレードなりをどれか1冊完璧にすれば十分だと思う。確認シリーズは英文法書のような使い方をしていた。

自由英作文に関しては週数文しか書かなかったので,これは大いに反省すべきこと。これを読んでいる皆さんの受験校に自由英作文が出題されるなら必ずちゃんとやるべき。因みに私は駿台のテキストを解いて駿台の先生に添削してもらっていた。

リスニングに関しては適当だった。6 Minute Englishはイギリス英語なのでイギリスの発音に慣れる為に聞いていた…と書くと真面目そうだが,単純に6分くらいなら面白そうだし聞いちゃえってくらいのものだった。
因みにHPにスクリプトが公開されているし,iPhoneを持っている人はPodcastで聞けるので興味があれば是非。Android端末の場合は存じ上げない。
何も見ずに2回程聞き,スクリプトを見ながら聞き,一緒に発音するっていうのをしていた(夏にフロンティアホールでイヤホンをしつつぶつぶつ呟いていたのは私)。

 

数学

使用していた教材

駿台のテキストの他に,
Focus Gold,大学への数学一対一,鉄緑会の教材(入試数学問題集、高2例題、確認シリーズ)
を使用。

因みに:確認シリーズは一対一のような問題集。ⅠAⅡBⅢがまとまって一冊になっており,単元ごとに章で分かれている。Gold Focusや一対一をやっているのであれば十分であろうと思う。
入試数学問題集は大学の入試問題を確認シリーズと同じ章分けしたもの。癖のある問題はない。

やったこと

Focus Goldでは例題を解き,別冊の解答が乗っている冊子を持ち歩いて類題を後で解いた。あまり宜しいことではないと思うが,解きたい分野から解いた。類題に関しては入試会場にも持ち込み,数学の試験前にも軽く計算問題として解いていた。

確率や場合の数,数列が至極苦手だったので,鉄緑会の高2例題を先生のオリジナル解説を読みつつ解いた(受験の時にはある程度の問題は解けるようになったが,今でも苦手)。章末に多分問題があったと思うが,その章が終わったり,例題を解いた後類題も解いて更に似た問題を解きたいときにたまに解いた。

私は数学の問題を解くときはある程度記述を書かないと頭がこんがらがって解けないので,ついでにと記述のチェックも結構しっかり行った。現役時の塾の先生が記述にかなりうるさい先生だったので,その先生の記述のチェックポイントを思い出しつつ確認した。

同様に一対一も例題→類題→章末(あったよね?)の順で。

他,確認シリーズは1週間に1章といったペースでレベルの容易なものから解いていった。入試数学問題集は確認シリーズと並行して章ごとに解いた。こちらは特に記述に注意した。

 

化学

使用していた教材

駿台のテキストの他に,
重要問題集,新演習,資料集,教科書
を使用。

やったこと

前期のメインは重要問題集だった。
化学は一番苦手な科目であった為,資料集の図を見たり,駿台のテキストの問題を丁寧に解いたりした。

化学が苦手でどうしても分からなかったら好きな先生のところへ行って質問をすることを強くお勧めする。苦手な人が考え方の基礎も出来ていないのに時間をかけて悩むのは無駄な行為であると思う。ピンときてから自分で考えるべき。

新演習は後期から重要問題集に次ぐメインの教材となった。レベルの容易なものから順に解いていった。

無機化学と理論化学を同時並行で解き,その後有機化学を解いた。高分子は秋の終わりにやった。理論化学に結構無機化学は出てくるので,理論化学のみを一番最初にやることはあまりお勧めしない。

ひたすら解く→答え合わせ→間違えたところを資料集教科書でチェックの繰り返し。これに尽きる。化学は結構大学によって出るものがバラバラの印象があるので,過去問研究を早めにするのも良いと思う。


生物

使用していた教材

ある生物の先生に頼んで国公立コースで使っているSテキスト(私立コースはHテキストだった)とその解説のコピーを貰っていた。
他,リードα問題集,資料集,チャート式生物,生物事典(旺文社)。

因みに:チャート式生物は数研出版の教科書を持っていれば必要性がかなり低いです。

やったこと

基本的に駿台のテキスト中心。解いては先生の所へ持って行って記述を見てもらった。

生物で覚えづらいところは絵を描きまくった。図示問題が出る大学もあるし,絵を描くと覚えやすいと思うのでお勧めする。
化学もそうですが,生物は専門用語がとにかく多く,定義が分かっていないと解けないどころか問題文も読めないので,分からない単語はすぐに生物事典で調べていた。一般の電子辞書にもあるが,紙の本の方が使いやすいと思う。

ひたすら駿台の問題解く→答え合わせ(記述は先生のところへ)→間違えたところは資料集チャート生物事典で調べてまとめノートへの繰り返し。

後,大学によっては生物の問題は非常にマニアックな問題や,教科書の隅の隅の情報を聞く問題が出るが,あまりにも変わった問題は皆解けないので解けなくて良いと思う。ただ生物を選択する人は生物という学問を面白いと思っている人が多いと思うので,暇な時にでも教科書の隅っこを読んでおくと良のではないか。

 

国語

使用していた教材

駿台の講習のテキスト,1分で覚える古文文法(YouTubeにあった5分くらいのラップの動画),河合塾センター試験過去問

やったこと

夏期講習を除いて勉強は秋頃から。

駿台の講習を受け,テキストの復習。
また,YouTubeにあったラップの動画を聞きながら歌って古文文法を覚えた。普通に覚えられる人は普通に覚えた方が良いと思う(フロンティアホールでおにぎりを食べながら動画を見てノリノリになっていたのは私)。

他は基本的には過去問演習。センター試験の過去問を解いて間違えたところの解説を読み,古文漢文の文法をチェックした。

 

社会(倫理)

使用していた教材

倫理の点数が面白いほどとれる本,河合塾センター試験過去問

やったこと

勉強を始めたのは秋頃。
ひたすら黄色い表紙の倫理の点数が面白いほどとれる本を読んだ。覚えるのはこれ1冊で十分だと思う。

ごちゃごちゃになるところはまとめノートに書いた。

 

夏期講習・冬期講習・直前講習

夏期講習は5つで,古典,英文法,トリプルミラクル(生物),医系生物,私立医系化学。
英語長文的な授業も申し込んだもののこちらは授業は受けなかった。

冬期講習はトリプルミラクルをB期間に。

直前講習はセンター1週間前に漢文のみ。

因みにセンター後にある演習形式の授業は生物のみ出席した。

 

過去問について

大学の過去問に関しては秋頃から少しずつ手を付け始めた。
時間を測って解き,間違えたところは調べてまとめノートへ。
よく過去問研究専用ノートを作っている人がいるが,私は作らなかった。というか途中で挫折した(問題をコピーして貼る作業がどうも続かず…)。出来る人はやると良いんじゃないかと思う。

なお,私が現在通っている大学は過去問をほぼ解かなかった大学である。

センターの過去問に関しては10月頃から解き始めた。マークシート式のノートを使って時間を測って解いた。河合塾の黒表紙のものを使っていた。

 

 

以上,覚えている限りを書きました。お役に立てれば幸いです。

ではでは。

 

そば