そばのブログ

限界医学生のブログ。

化学の勉強

こんにちは,そばです。

今回は,「化学の勉強法について詳しく教えて」という質問箱が届いたので,私が実際にしていた化学の勉強方法についてお伝えしたいと思います。化学は非常に苦手でしたので,基礎からの勉強となります。
一部記憶が曖昧ですが,ご了承ください。



使用していた教材

駿台予備校のテキスト(H)
●重要問題集 化学重要問題集 2018―化学基礎・化学
化学の新演習 理系大学受験 化学の新演習―化学基礎収録
●新化学図表(資料集) ニューステージ新化学図表
教科書 東京書籍

です。●がついているものは現役の頃から使っていたもの。
資料集も教科書も手持ちの物で十分。

どのように勉強していたか~現役時代編~

今回は詳しくという事なので,現役生の頃のことも書いていく。

私は化学がとにかく苦手で,成績はボロボロだった。にもかかわらず,現役時はあまり教科書を読まずに勉強していた。
理由は,「こんな分厚いものを読んでいたら間に合わない」と思ったから。
故に現役時の勉強は,ひたすら学校で配布された化学のプリントを読み,解き,重要問題集を解くのみ(暇な時に資料集は読んでいました)。

進学校でもないので学校のプリントだけでは不十分で,基礎がぼろぼろのまま受験に突入,惨敗。終。

 

どのように勉強していたか~浪人時代編~

化学が全くできないということにようやく向き合ったのが,浪人が始まる時。
一年時間があるので基礎から勉強することに(遅い)。

受験終了~駿台が始まるまで

教科書を1ページ目から読み始めた。
教科書が確か章ごとに分かれていたので,章が終わるごとに対応する重要問題集の問題を解いた。
重要問題集は章ごとにレベルABに分かれているので,最初にAを解き,大体解けたらB…という風に進めた。
全て完璧にならなくても,ある程度解けたら次の章へ進んだ。理由は単純に飽きるから。これが正しい選択だったのかは不明。ただ,解けない問題は戻ってきて次の章と同時並行で解いていた。

基本的にどの本も,化学基礎→理論→無機→有機という順番に進むが,無機化学の知識が理論化学に必要な時があったので理論と無機だけは同時に進めた。
が,今考えると同時にやらなくても良かったかもしれない。

因みに私は,解けなかった問題は〇,解けなかったし要注意な問題は☆,解けなかったが計算ミスや有効数字ミスなど,解き方は合っているが…というものは△をつけて隣にミスの理由,解けて自信があるものは斜線を書いていた。解けても心配なものは三角をつけていた。
無機化学有機化学の範囲を読んだり解いたりしている間は,資料集を眺め,間違えた内容などを資料集にメモしたりしていた。
また,小さなノートに覚えておきたいことをメモして持ち歩いて眺めた。

駿台の授業開始~夏休みまで

駿台の授業が始まってからは,駿台の問題集を解き,授業を聞きつつ,教科書を読んで問題集を解いていた。

以前の記事でも書いたが,化学が苦手でどうしても分からなかったら好きな先生のところへ行って質問をすることを強くお勧めする。苦手な人が考え方の基礎も出来ていないのに時間をかけて悩むのは無駄な行為であると思う。ピンときてから自分で考えるべき。

夏休みまではこの調子で進めていた。

夏休み

夏休み期間は春休みからやっていた内容を復習しつつ,先へ進めていった。確かこのあたりで有機化学を始めたと思う(ペースについては細かくは覚えていない…申し訳ない)。

無機化学の覚えることが多く,なかなか覚えられなかったので,夏休みの間必死になって問題集を解く→資料集を眺める→ノートにメモを繰り返していた。

夏期講習は私立医系化学をとった。化学が得意な人は必要ないと思う。
講習で貰ったプリント(確か有機化合物の反応のマップ)が暗記に便利だったのでそれも暗記に使った。

夏休み終了~冬

このあたりで新演習をゲット。単元別なので,最初からレベル1~3のうちの1と2を解き始めた。
とはいっても,重要問題集を既に解いているので,もう解けるものは解かずに,まだ見たことのないパターンの問題だけを解いていった。

高分子は秋の終わりにやった。
過去問は秋から解き始めていたので,まだ高分子がかなり曖昧なのに焦っていた記憶。
この頃から資料集に過去問で間違えたものもメモするようになった。

年明け~受験

問題集の解けていないものをひたすら解いて間違えた所をノートにメモ。
この頃は教科書は読まず,資料集と問題集とノートのみを使って勉強していた。
ノートは受験会場にも持って行った。お手洗いに並んでいる時もずっと読んでいた。

 

以上になります。詳しく書いたつもりですがどうでしょうか…。

参考になれば嬉しいです。

それでは。